先週末の流れ
先週末はやや戻す展開かと思ってましたが、午後から徐々に円安に流れてきました。
その後イギリスのGDPが発表されましたが、市場予想より低くこの影響もあり再度少し円高に、肝心のアメリカ1-3月期の国内総生産(GDP)も年率換算で2.3%と前期の2.9%から急減速。
ただ、市場予想は2.0%だった為、一時は円安に流れましたが、直に戻して円高に流れる展開となり、一時は109円台を割り込む展開となりました。
まあ、書いていた予想通り戻す展開になりましたね。「今日は若干の下振れリスクも警戒した方が良さそう」というのもズバリ当たりました。
今日の予想
今日は日本市場と中国市場が休みの為に日中は閑散とした売り買いになりそうです。
ただ、今夜はアメリカの3月個人消費支出(PCE)がある為、夜には動いて来る可能性が高そうです。
また、海外は今月最後の売り買いとなる為、値動きが激しくなる事もあり得ます。
PCEコア・デフレーターは前回と同じ、PCEデフレーターはやや上回る予想、ただし住宅販売保留指数はかなり下がる予想となってます。
ただ明後日にFOMC金融政策発表が控えていることから日中はレンジ相場、夜は指標や要人発言次第という感じでそれほど大きくは動かないと思われます。
重要な経済指標
下記が今日明日の重要な経済指標となります。この時間帯またユーロ市場やアメリカ市場開始時には大きく動きやすいので注意しましょう。※マークは超重要です!
- 30日21:00 南アフリカ 3月 貿易収支
- 30日21:00 ドイツ 4月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前月比]
- ※30日21:30 アメリカ 3月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]
- 30日21:30 アメリカ 3月 個人消費支出(PCE) [前月比]
- 30日21:30 アメリカ 3月 個人所得 [前月比]
- 30日22:45 アメリカ 4月 シカゴ購買部協会景気指数
- 30日23:00 アメリカ 3月 住宅販売保留指数 [前月比]
- 1日07:45 ニュージーランド 3月 住宅建設許可件数 [前月比]
- ※1日13:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
- 1日17:30 イギリス 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
- ※1日21:30 カナダ 2月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
- ※1日23:00 アメリカ 4月 ISM製造業景況指数
- 1日未定 アメリカ 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
各社の予想
今日は日本市場が休場の為各社の予想はありません。