昨日の流れ
昨日は個人的な予想通り最初はやや円高に流れました。
しかし夕方18時のドイツの4月 ZEW景況感調査(期待指数)が悪化、逆にアメリカは3月 住宅着工件数と鉱工業生産が好調だった為、ユーロ売りドル買いが進み、結果的に円安に流れました。
またムニューシン米財務長官が、トランプ大統領のロシアと中国への「通貨切り下げゲーム」批判は「ドルの押し下げを意図したものではない」と発言した事から更に円安に上昇。
ただ本日の日米首脳会談でどうなるかという先行きが難しい状態には変わりなく、再び円高に流れる展開となってました。
今日の予想
今朝は株高に合わせて急激に円安に流れています。
ただトランプ大統領が「日韓は米国のTPP復帰を望んでいるが、私は米国にとってTPPは望ましくないと思う」「TPPが機能しない場合、付帯条件が多過ぎ逃げ道がない。2国間協定のほうが米労働者にとってはるかに効率的で利益になり望ましい。世界貿易機関(WTO)が我々にとってどれだけ悪いか見れば分かる」とツイート。TPPではなく2か国間での貿易協定について協調しようとしている所。
日本側はトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談で、拉致被害者について交渉の材料を使わざるを得ないと思われる為、譲歩する必要が出る可能性があります。
ただこの日米の通商問題について発言後も市場に変化はなく、今日本と協調できないと色々問題が出てくる為、それほど強く出てこないのではないかという話もあります。
逆に昨日の指標も好調だったことから、利上げ観測が上がりこの事からやや円安に流れる可能性はあります。
重要な経済指標
下記が今日明日の重要な経済指標となります。この時間帯またユーロ市場やアメリカ市場開始時には大きく動きやすいので注意しましょう。※マークは超重要です!
- 17:00 南アフリカ 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
- 17:00 南アフリカ 3月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
- 17:30 イギリス 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
- 17:30 イギリス 3月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
- 17:30 イギリス 3月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]
- ※18:00 ユーロ 3月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
- ※23:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
- 127:00 アメリカ 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 19日07:45 ニュージーランド 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比]
- 19日10:30 オーストラリア 3月 新規雇用者数
- 19日10:30 オーストラリア 3月 失業率
- 19日17:30 イギリス 3月 小売売上高指数 [前月比]
- 19日21:30 アメリカ 前週分 新規失業保険申請件数
- 19日21:30 アメリカ 4月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
- 19日23:00 アメリカ 3月 景気先行指標総合指数 [前月比]
各社の予想
各社のFX予想になります。
ロイター
106.50-107.50円
https://jp.reuters.com/article/tokyo-frx-idJPL3N1RU6K7
SMBC信託銀行
106.80-107.80円
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html(当日の予想なのでリンクを外させて貰っております)
みずほ銀行
106.50-107.50円
https://www.mizuhobank.co.jp/market/pdf/daily/dmn180418.pdf(リンクが切れたので外させて貰っております)